こんにちは、虎屋スタッフのまさです。
令和5年8月19日、山本二三さんがお亡くなりになられました。
謹んで哀悼の意を表するとともに、心からお悔やみ申し上げます。
山本二三さんは五島市出身。
ジブリのアニメーションで多くの背景画を担当されていたことは有名です。
五島を描いた「五島百景」なども制作されていて、五島市には「山本二三美術館」もあります。
個人的には、4歳のときに「天空の城 ラピュタ」が公開され、高校生の時には「もののけ姫」が公開されました。
同世代の方々には、ジブリ映画と一緒に成長してきたような感覚がある方も多いのではないかと思います。
私にとって、ジブリ映画の世界は、人生の原風景ともいえるような世界なのです。
五島で生活しているなかで、空に入道雲があるのを見かけると、
これが本物の「二三雲」か、となつかしさのような感情すらこみ上げます。
一面に田んぼが広がる先に緑の山々が連なり、その上からもくもくと立ちあがる「二三雲」。
それは、さながらジブリの世界の中に入り込んだような景色です。
山本二三さんも、この美しさを描き残したいと思ったのかもしれない、と勝手に空を見上げて想像しながら。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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