

毎日うどんに
ふれるたび、
きれいだなと思います。
私たち7人兄妹は、父のうどんづくりを
子どもの頃から手伝っていました。
夫と2人で継いだ今、思い出すのは、
「うどんをよく見なさい」という父の言葉。
できあがったうどんはきれいで、いい香りがします。
この喜びを、島への感謝とともにお届けできますように。


五島うどんの製麺所のなかでも、原料の塩から手づくりしているのは虎屋だけ。おいしい塩を使うからこそ、小麦の旨味がしっかり引き出されます。虎屋ではできた塩の量に合わせてうどんをつくっていますので、一度にたくさんは生産できません。
私たちのうどんには、
虎屋の「海塩ごとう」を
使っています。
塩がおいしいと、
うどんもおいしくなる!
その理由をご紹介します。
虎屋のうどんは、まず香りから楽しんでください。袋の封を開けると、小麦の豊かな熟成香が立ち上ります。それは、塩が小麦の風味を引き出しているから。毎朝、製麺工場に入ると、この芳しい香りにつつまれるのがなんとも幸せです!
虎屋では海水をじっくりと2度焚きして塩をつくりますが、結晶化する寸前まで煮詰めた海水を「かん水」と呼びます。かん水には海のミネラルがたっぷり。生地に天然塩とかん水をこね合わせることで、滋味豊かな、独特の粘りと弾力のある虎屋自慢のうどんに仕上がります。
伸ばしても切れにくく、「細いのに強い」麺に仕上がるのは塩の力のおかげ。うどんの表面に五島列島の名産品である椿油をたっぷり塗って保湿性を高め、ゆっくりと乾燥させて仕上げます。ツルツル、しっとりとした心地いいのどごしに。
天候や気温、湿度は毎日ちがうので、機械任せで一定の品質のうどんができるわけではありません。日々、生地の状態を手で触って目でよく見て、うどんと話すことが大切。「まんまるのうどん」ができるように、やわらかさや丸み、伸ばす「塩梅」を調整しています。
うどんと話して、
「塩梅」を変える
「塩から手づくり!」は
虎屋だけ
のどごしツルツル、
モチモチ
天然塩と「かん水」で
海のミネラルたっぷり!
封を開けたらふわり、 小麦の熟成香

